長い、長いコロナの緊急事態宣言やまん延防止措置等が全てあけましたね!
この日が来るのを楽しみにいつでも出動可能な状態にメンテナンスは怠っていませんでした。
でも、あけたからと言って気を緩めず感染予防をしっかり行いながら約半年ぶりにキャンパーで能登方面へ出かけてきました。能登は約14年振りかな?
しかし、高速の休日割引が10/31まで適応除外となってるのは納得出来ないのは私だけでしょうか?
10月6日(水)
会社から帰宅後、タンクに水を積んだり色々と準備を済ませて出発。
給水以外は何時でも出られるようにサブバッテリー、給油、タイヤチェック等は万全です。
後の行程を考えると眠くてダウンする前に行けるところまで行きたいと思ってましたが久しぶりの旅行で気持ちが高ぶってるのか全然眠気が襲ってきませんでした。東名は平日の夜中で前後左右トラックだらけで中には追い越し車線を疾走するトラックまで!!昔ならトラックの横を走るのが怖かったけどエアサスを付けた効果で恐怖感もなく快適に走行して結局当初の停泊地まで辿りつけました。
停泊地:道の駅「越前おおの荒島の郷」*今年度オープン
10月7日(木)
竹田城が天空の城で有名ですが道の駅近くの越前大野城も有名です。到着して2時間程の仮眠後に雲海の状況を確認したところ気温の寒暖差など雲海発生の条件がほぼゼロなので今回は断念(泣)可能性があれば戌山に登って見たかったです。
早朝から行動する予定が無くなったので道の駅で愛犬の散歩や近くの散策などのんびりして8時前に平泉寺白山神社に向けて出発。ここはパワースポットや苔寺として有名みたいです。境内は至るところに苔が生えており絨毯のようです。木の間から差し込む陽ざしが更に神秘的で時間を忘れてしまいそうです。。狐の尻尾のようなフワフワした苔が珍しかったです。帰宅後調べてみたら「ヒノキゴケ」みたいです。
名前からここはお寺なの神社なのと思われた方もいると思いますが明治時代まではお寺だったそうですが神仏分離令によって神社へと変更を余儀なくされてお寺だった時の名称を冠したそうです。
白山神社から15分程度の福井県立恐竜博物館へ。ここは日本や世界で発見された恐竜の骨など色々なものが展示されています。日本では北海道、宮城、福井などで中心に色々な場所で化石が見つかってるのは驚きました。コロナ関係で入場者数規制だと思いますが事前予約が必要でした。当日は特別展「海竜」もやっており入場料は別でした。
次は大本山永平寺へ。拝観料を支払って歴史を感じる色々な建物内を一周出来ました。
永平寺門前で昼食を取り東尋坊へ。
東尋坊は遊覧船には乗らず付近の散策をして最後のなぎさドライブウェイへ向いましたが到着時には18時を過ぎて暗い海岸線を走行するのは危険と判断して停泊地に向かいました。道の駅から徒歩5分程に日帰り温泉があったのでほぼ徹夜の運転の疲れを癒して22時前に就寝。
温泉:ユーフォリア千里浜 460円
停泊地:道の駅「のと千里浜」
10月8日(金)
道の駅の裏が入口なので昨日行けなかったなぎさドライブウェイへ全長約8kmで日本で唯一砂浜が走れます。。平日の朝ということもあり走行する車はほとんどなく所々釣りを楽しむ方が駐車してる程度でした。バイクで1回、車で3回目ですが波打ち際に車を止めて記念写真をパチパチ撮ったり砂浜の走行を楽しみました。砂浜を走行出来るのはここ以外にはありませんから何時までも走行出来ることを願いたいと思います。
走行のあとは道の駅に戻って砂の付いた下回りの洗車です。シャワーは下からと左右斜め下からも出ていますが勢いがいまいち。砂落としだからと勝手に納得し無料だし他車もいなかったので3回行いました(笑)
本日は能登半島最先端の禄剛埼灯台を目指します。
途中、日本最古の木造灯台の旧福浦灯台へ。灯台へ行く途中の側溝には大きなカニの群れがいましたが海岸から崖を登って来たのでしょうか?ご苦労様。
次は能登金剛(能登の景勝地)の一つである巌門へ。ここでは20分程ですが遊覧船に乗って海から景観を楽しみました。遊覧船は巌門の中へ入ったり旧福浦灯台下辺りまで遊覧していました。少し波があって揺れましたが海からの景観を楽しめました。
このあたりの岩場にコンクリートを敷き詰めた場所が所々にありましたが案内では良質な海苔が取れることから更に取りやすくするためにコンクリートを入れてるそうです。
巌門の後は狭い断崖絶壁に48隻も隠したと言われる義経の舟隠しや「ゼロの焦点」のロケ地になったヤセの断崖へ。ヤセの断崖は上からでは断崖状態は良く分かりませんでした(笑)道の駅「とぎ海街道」裏にある日本海を見渡せる世界一長いベンチを見ましたが手入れがされていないのか?だいぶ破損していました。また近くには実話の「岸壁の母」の記念碑がありました。次の道の駅「赤神」で昼食。食堂のおばさんがふぐのから揚げ定食を強く推してくるので頂きました。ふぐの種類を聞くのを忘れましたが鶏肉のように美味しかったですが少し骨が多かったので食べる時は注意が必要です。
予定より時間がかなり押していたので朝市の終わった輪島や途中の塩田は以前ゆっくり観光したので今回パスして先を急ぎます。閉店時間が迫っていたので禄剛埼灯台を後にして聖地の岬(珠洲)で展望台から有名なランプの宿や青の洞窟を見学してから能登半島最先端の禄剛埼灯台へ戻りました。ここは日本列島の中心の石碑がありましたが中心とは知りませんでした。
このあと時間に余裕があれば九十九湾や見附島など予定していましたが日もだいぶ暮れてきたのでパスして能登島にある島の湯で温泉に入り停泊地に向かいました。珠洲道路は無料でほとんど信号もなく時間短縮には非常に有効な道路でありがたかったです。
青の洞窟は夕暮れに近かったので日が差し込んでおらずただの洞窟のよう見えて入場料(1500円)を払った価値がありませんでしたがパワースポットと言うことで石を拾えたので良しとしました。昔のランプの宿は本当に電気もなくランプだけの生活だったと思いますが、現在のように建て直してからは有名になり人気度も高くなり中々泊まれません。
温泉:ひょっこり温泉「島の湯」 550円
停泊地:道の駅「のとじま」
10月9日(土)
朝から弱い小雨が降っていたので野生のイルカウォッチを諦めてひみ番外屋へ。駐車場は満車に近く自分を含めて他府県ナンバーの車が来ていました!!
施設内を色々と見て回りお土産や常温で賞味期限が3日間ある富山の名物「ます寿司」を購入。
次にひみ番外屋から5分程にある氷見市内の藤子不二雄A先生の氷見市潮風ギャラリー。10時オープンで時間があるので愛犬の散歩を兼ねて市内散策。至る所に藤子先生の代表作のオブジェが飾られていました。その中でも川に掛かるからくり時計は5分程動いており見る価値があると思います。また、生家でもある光禅寺の山門をくぐると代表作の石像が立っていました。
10時を過ぎたのでギャラリーへ。色々な原画や複製が飾られていましたが、その中でもトキワ荘時代を再現した部屋には金庫の扉が付いていました。1Fが撮影禁止の為画像はありません。2Fは作品の漫画本やおもしろアートになっていて撮影はOKでした。
その後、道の駅で2010年「ふるさと祭り」の「ご当地どんぶり丼選手権」で大賞(1位)になった白エビかき揚げ丼のご膳を食べてから富山新港に保存されている海王丸パークへ海王丸を見学してきました。今度は帆を張った姿を見てみたいですね。
この後の予定は特に考えていないので新湊大橋から海王丸を見ながら糸魚川方面に向かい途中にある親不知ピアパークに寄り海岸で少しヒスイ探しをしましたが案の定簡単には見つからず、愛犬の散歩を兼ねながら夕日を見てから道の駅小谷へ。
ここの道の駅は温泉入浴が出来て釜戸で炊いたご飯が有名ですが営業時間の短縮により18:30がラストオーダーで両方は叶えられないので汗もかいていたので入浴を選択しました。本日はここを停泊地としました。
温泉:道の駅小谷 深山の湯 660円
*道の駅で食事を行うと入浴料が半額になります。入浴後食事をしても入浴料を相殺してくれるみたいです。要レシート!!
停泊地:道の駅「小谷」
10月10日(日)
早朝に駐車場を見渡すとほとんどの車が車中泊で満車に近かったです。その中でキャブコンやバンコンは10台程で他はワンボックス、セダン、軽など様々で緊急事態があけた影響でしょうね?
本日最終日です。戸隠神社の奥社を周って帰宅です。奥社の参道は杉並木をひたすら上り坂を2Km程歩き最後は階段です。行きだけで40分程はかかり帰りは下りなので30分程で往復出来ると思います。私は年のせいか膝がガクガクで笑いぱなっしで渋滞を避けるため早めに帰路につきました。緊急事態解除で高速は交通量も非常に多く部分的に渋滞もあってSAなどはどこも混雑しておりコロナを忘れるほどで17時頃に帰宅しました。
今回、4泊5日で能登方面に出かけましたが天候に恵まれ気温も高く久しぶりに良い車中泊が出来ました。観光時には老犬を車内に待たすことも多くその都度エアコン(26℃設定)を使用しましたが真夏と違い2時間程度の3時間程度の使用でもバッテリー切れもなく、毎日走行充電でフル充電ができ水も節水を心がけ補給することなく帰宅出来ました。
緊急事態宣言が全面解除され新規感染者も100人を下回る日々が続いていますが、冬に向けて第6波が来ないことを祈りたいと思います。